弟子屈町について

牧之瀬牧場は、北海道の道東に位置する弟子屈町にあります。弟子屈町は町の面積の約65%が阿寒摩周国立公園となっている自然豊かな町です。近くには世界有数の透明度を誇る摩周湖や日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖を擁し、皆さんのイメージする「THE北海道」それが弟子屈町です!
牧之瀬牧場のはじまり

2016
東京駅の地下街でたまたま立ち寄った北海道物産展。その片隅にあった担い手育成センターのブースを覗いた事をきっかけに就農へ興味を持ち、東京での仕事を辞め北海道弟子屈町に家族3人で引っ越し!
2018
約2年間の研修期間を経て第3者継承という形で牧之瀬牧場をスタート。
2021
より多くの人に酪農を知ってもらいたいと思い、希少価値の高いブラウンスイス種の生乳を使用したアイスクリームの販売を開始

2023
牧之瀬牧場の特徴である「放牧牛」をブランド化し、加工製品作りをスタート。ひと手間かけた美味しい牛生ハム、チョリソー、ベーコンなどをみなさんのもとへお届けします!
牧之瀬牧場のこだわり
「牧場」というと、牛を牧草の生えた草地で飼育する放牧をイメージしますが、実は放牧をしている牧場は全国でわずか1割ほど。ほとんどの牧場の牛は畜舎の中にいて、舎飼いと呼ばれる方法で飼われています。
牧之瀬牧場では放牧酪農を基本とし、自然と近い環境で育てることで牛へのストレス軽減を促し、牛も運動することで安全なお産や健康維持にも繋がっていると考えています。牛が食べる牧草の成分の影響で、季節により乳量や乳脂肪分に変化もありますが、その変化もお楽しみいただけたらと思っています。
広大に広がる土地を無駄なく利用し、すべての牧草を自家産で賄っています。
冬季にも乳質や牛の健康状態を良くするために牧草は欠かせません。当牧場では100haの牧草地を日々管理し、夏の晴れた日に一気に収穫し貯蔵します。
牛から出る糞尿は微生物を扱う企業と協力し、地力をあげる堆肥になるように発酵させ、牧草収穫後に草地へ還元されます。還元された堆肥が養分たっぷりの牧草を育み、その牧草を牛が食べて育ちます。当牧場は今後50年、100年と続けていける「循環型農業」に取り組んでいます。